【運送業界への転職】40代・50代が書類選考で落ちない職務経歴書の書き方【採用される人とは?】
『職務経歴書って何書けばいいの?』
そんなお悩みを解決します!
この記事では、40代や50代で転職を考えているトラックドライバーが、『面接につながる職務経歴書』を書くための対策を解説します。
現在、多くの運送会社は人手不足の問題を抱えています。
しかし、こんなご時世でも順番待ちがあるくらい就職希望者が殺到している優良な運送会社も存在します。
そんな会社の噂を聞いて、さっそく職務経歴書を送ったものの、

書類で落ちました…
これが普通にあります。
書類選考で落ちて、面接にすら辿り着けない。
でも実は、書類選考で落ちる理由の多くは、

仕事の経験不足とかではなく、書き方で失敗してるっていうパターンが結構あるんですよ
例えば、
- 伝え方がズレている
- 書きすぎ
- 逆に、書かなさすぎ
このどれかです。
40代・50代の職務経歴書は、
若い人と同じ書き方をすると、どうしても埋もれてしまい不利になります。
そこでこの記事では、

運送会社で採用経験のある私が、“落とされにくい職務経歴書”にするための考え方と具体例を解説していきます!
大原則:職務経歴書は「自慢大会」ではない
まず一番大事なことを言います。
職務経歴書は、会社にとって、
「この人、使いやすそう?」
を判断する資料です。
つまり、
- キラキラ実績
- 武勇伝
- 苦労話
こういうのは全部いりません。
40代・50代に求められているのは、

安心して現場に出せるかどうかです。
書き方①:最初の3行で「安心感」を出す
職務経歴書の冒頭の部分、ここは大事です。
ここでほぼ印象が決まると言っても過言ではありません。

ぼんやりした伝え方より、「一度会って話を聞いてみたいな」と思ってもらえるような、3行程度の自己紹介を考えてみよう!
❌ 悪い例
20年以上運送業界に従事してきました。

悪くはないけど、ちょっと弱い
✅ 良い例(テンプレ)
運送業界にて約25年間、地場〜中距離配送を中心に従事。
無事故・無違反を継続し、固定荷主を任される業務を担当してきました。
安全運行と丁寧な対応を強みとしています。

ポイントは、『年数+無事故+安定感』です
人事採用に慣れた人が見ると、
文章からでも、書き方のクセや使うワードの選び方を見ると、その人の性格などが意外と何となくわかるものです。
自分で良い文章か判断できなければ、家族や友達に見てもらうのも良いでしょう。
書き方②:会社ごとに「業務内容」を整理する
転職歴が複数ある場合のありがちな失敗で、
- とにかく長文
- 何をしてきたか分かりにくい
- 同じことを何社分も繰り返してるだけ

例えば、3つの会社で働いてきた経歴があるなら、それぞれで得た経験や成長をアピールできると強みになりますね
書き方のテンプレ(1社分)
〇〇運送株式会社(20XX年〜20XX年)
- 車種:大型/4t
- 配送エリア:地場〜中距離
- 荷物:食品・建材・雑貨など
- 業務内容:固定ルート配送、積み降ろし、点検業務

ここの伝え方は箇条書きでOK
「分かりやすさ」が最優先で良いと思います
書き方③:「評価された点」を1つだけ入れる
業務内容が書けたら、その仕事で評価された点も書き加えましょう。

40代・50代は、1社につき1エピソードほどで十分です
例えば、
- 荷主からの指名配送を担当
- 新人ドライバーへの同乗指導
- 無事故表彰を複数回受賞
ただし、長く書くと逆効果になるので、さらっと書く程度で。
くどい、または自己主張が強い人などと思われると、
この人、なんか扱いにくそうだな…
と思われかねないので注意しましょう。
書き方④:「できること/できないこと」を正直に伝える
自分ができること、逆にできない事を正直に伝えると、意外と評価されます。
例えば、
長距離は体力面を考慮し、
地場〜中距離を中心に対応してきました。
これはマイナスではありません。
会社側は、応募してきた人が
「会社の業務のどこの枠にハマるか」
を知りたいのです。
何でもできます、よりは信用できると見られることもあるので、ここは正直に書いても大丈夫です。

採用担当は、いざ仕事を任せてみたら、思ったより出来が悪い人などを見てきてますからね
自分のためにも、できないことは最初に正直に伝えておくのがオススメです
「ちゃんと正直に言える人なんだな、信用できる人かも」とプラスに見てもらえる可能性があります
書き方⑤:資格欄は“盛らない”
持っている資格は、ただ書けば良いわけではありません。
例えば、パソコンの文書作成ソフトのスペシャリストの資格をアピールしても、運送の実務では使う機会はありませんよね。
プラスにならないアピールをたくさんしても、「この人は何がしたい人なんだろう?」とマイナスに思われかねません。
持ってるだけで、その資格で仕事をした経験がなければ書かない方が無難でしょう。
❌ NG
- 曖昧な取得年
- 実務経験のない資格
✅ OK
- 大型自動車免許(取得年)
- フォークリフト運転技能講習 修了

資格は、実際に使っているものだけ書きましょう
NG例:落ちやすい職務経歴書の特徴
とにかくアピールしようとして、やりがちな失敗は、
- 前職への批判がにじんでいる
- 自分語りが多い
- 文章が長すぎる
- 感情ワードが多い(大変、苦労、我慢)
これらは、全部不要です。

要らんことを書いて、損しないようにしましょう
職務経歴書の実例を紹介します
ここまで読んでいただいた方に向けて、
40代・50代の転職で落ちにくい構成の職務経歴書をご紹介します。
以下は、
「無事故歴あり/地場〜中距離経験あり/複数社経験あり」のパターンです。
■氏名
〇〇 〇〇(フリガナ)
■職務要約(最初の3行で安心感)
運送業界にて約〇〇年間、4t・大型車による地場〜中距離配送業務を担当してきました。
無事故・無違反を継続し、固定荷主向けのルート配送を中心に経験しています。
安全運転・丁寧な対応を強みとし、長期就業を希望しています。
■職務経歴
① 株式会社〇〇運輸(20XX年4月〜20XX年9月)
【雇用形態】 正社員
【車種】 大型ウイング車
【配送内容】 一般貨物(食品・雑貨)
【業務範囲】 地場〜中距離
主な業務内容
- 固定ルート配送
- 荷積み・荷降ろし(リフト/手積み)
- 日常点検
- 配達先との納品対応
評価された点(実績)
- 無事故・無違反で業務を継続
- 荷主からの指名便を担当
② 株式会社〇〇物流(20XX年2月〜20XX年3月)
【雇用形態】 正社員
【車種】 4tウイング
【配送内容】 建材・雑貨
【業務範囲】 地場配送中心
主な業務内容
- 現場納品
- 手積み作業
- 納品書処理
- 点検業務
評価された点(実績)
- 同乗指導のサポートを経験
③ 株式会社〇〇運送(20XX年1月〜20XX年1月)
【雇用形態】 正社員
【車種】 4t平
【配送内容】 建材
【業務範囲】 地場〜中距離
主な業務内容
- 建材配送
- 荷扱い(クレーン作業なし)
- 配送スケジュール管理
評価された点(実績)
- 荷扱いトラブルゼロ
■保有資格・免許
- 大型自動車免許(取得年:20XX年)
- 中型自動車免許
- フォークリフト運転技能講習 修了
- 運行管理者(任意・あれば)
実際に使っているものだけ。
資格欄を盛らない方が信頼性が上がる。
■活かせる強み
- 無事故・無違反の継続
- 荷主との丁寧な対応
- 時間厳守
- 固定ルートの習熟
- 業務改善意識
- 柔軟な勤務姿勢
この欄は“多くて6項目”。
盛りすぎると嘘っぽく見えてマイナスになるかも。
■希望条件(短く)
- 地場〜中距離希望
- 無理のない勤務時間
- 長く働ける職場を希望
条件はできるだけ控えめで書くと受けが良い。
■自己PR
安全運転と丁寧な対応を意識し、〇年間、無事故で業務を継続してきました。
業務内容の理解や荷扱いでは正確性を重視し、固定荷主の指名便も経験しています。
御社においても、経験を活かしながら長期で貢献していく考えです。

以上のように書ければ、絶対ではないですが「一度会って話を聞いてみたいな」と思っていただけるでしょう
このテンプレを使うと、こう見られます
- 安心して現場に出せそう
- 言語化能力がある
- 落ち着きがある
- 無駄がない
- 面接する価値がある
40代・50代の職務経歴書は、
“魅せる”より“落とされないように作る”のが正解です。
最後に、最重要注意点として、
(ここに注意する事でも書類通過率が上がります)
1️⃣ 文章は短く。書類は読まれない前提で作る
→ 長文=落選の危険度UP。
2️⃣ 難しい専門用語はいらない
→ 配車担当者はシンプルな方が助かる。
3️⃣ 嘘を書かない
→ 面接でバレた瞬間終了。
4️⃣ 退職理由は書かない
→ 書類には必要ない。

人気の運送会社は応募が多いです
いい加減な内容で送っても書類落ちは必至!
面接どころか、そもそも選考の土台にすら乗せてもらえないので、職務経歴書はバッチリ作る必要があります

内容はしっかり書く努力するんだけど、
パソコンとかで綺麗な書類作るのはハードル高いなあ…
ドライバーの仕事をしてると、書類作成は不慣れですよね。
でも、ここばかりは多少の勉強をして、見栄えの良い書類ができるように頑張りましょう!
ドライバーは事務作業が苦手なイメージがあるので、手書きじゃないだけでも、他より一目置かれる場合もあります。
- パソコンが苦手な人は、できる人に手伝ってもらう。
- 最近は『職務経歴書』『履歴書』をスマホアプリでも作れます。自分に向いたアプリを検索して探してみましょう。

実際にドライバーの転職で、運送会社に送られてくる書類はやっぱり手書きが多い印象がありますね
採用担当をしてた時、たまにパソコンで作成された書類を送ってくる人がいると、「おっ!」と思ったものです
まとめ:40代・50代は「安心感×再現性」で勝負

最後にまとめです。
書類選考で落ちないために心がけたい事は、
- 最初に安心感を出す
- 業務内容は整理して書く
- 実績は1社1つ
- 正直さを忘れない
- 盛らない
40代・50代の職務経歴書は、
面接への“入場券”です。
ここで全力を出す必要はありません。
一度、会って話を聞いてみよう
そう思わせたら勝ちです。

『彼を知り己を知れば百戦殆からず』という、戦いを制するための有名なことわざがあります
入社希望の会社をちゃんと知り、自分の事をスマートに伝える事ができたら、きっと面接への切符を手に入れられます!
勝負は書類選考の段階から始まっています。
この記事を参考に、稼げる運送会社で働くための第一歩を、ぜひ踏み出してください。
ではまたっ、ピース!

